テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんにちは。

4月12日（土）、いちご宮崎新富サッカー場にて開催された明治安田J3リーグ第9節「テゲバジャーロ宮崎 vs ガイナーレ鳥取」は、2-1で宮崎が勝利いたしました！ホームの声援に背中を押していただき、今季リーグ戦ホーム2勝目を挙げると同時に、ここまでの連続引き分けを脱し、貴重な勝ち点3を積み上げる結果となりました。

前半18分、FW橋本啓吾選手のヘディングによる得点で先制。試合を優位に進めるも、鳥取に同点に追いつかれ、1-1で前半を折り返します。後半12分には再び橋本選手がCKからヘディングでゴールを奪い、1試合2得点の活躍で再びリードを奪取。その後は、DF陣とGKイ・チュンウォン選手を中心に集中した守備を見せ、相手の猛攻を抑えきり、ホームでの勝利を掴みました。

試合を通して、決定力と粘り強さが際立つ内容となり、特に橋本選手の得点力、そして井上選手の精度の高いキックによるアシストなど、攻守において個々の力が光りました。

次節は、4月20日（日）アウェイでFC琉球戦となります。今日からの連勝を目指して、チーム一丸となって臨みます。

引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします。

試合詳細「テゲバジャーロ宮崎 vs ガイナーレ鳥取」

テゲバジャーロ宮崎	1	前半後半	1	ガイナーレ鳥取
	1		0
テゲバジャーロ宮崎 2 - 1 ガイナーレ鳥取

得点者

FW 11 橋本啓吾 ×2

先発

GK 32 イ・チュンウォン
DF 24 松本雄真
DF 33 黒木謙吾
DF 35 江川慶城
DF 39 下川陽太
MF 34 河合駿樹
MF 50 安田虎士朗
MF 10 井上怜
MF 20 阿野真拓
MF 47 奥村晃司
FW 11 橋本啓吾

サブ

GK 55 青木心
DF 25 横窪皇太
DF 45 田中誠太郎
MF 6 大熊健太
MF 13 中野桂太
MF 40 安藤陸登
MF 41 坂井駿也
FW 18 吉澤柊
FW 27 渡邊星来

交代

HT DF 35 江川慶城 → DF 45 田中誠太郎
79分 MF 10 井上怜 → MF 41 坂井駿也
83分 MF 47 奥村晃司 → FW 18 吉澤柊
89分 MF 20 阿野真拓 → MF 6 大熊健太

試合ハイライト動画

大熊裕司監督試合後会見

――まずは試合の総括をお願いします。

ホームで勝ち点3を取ることができて、非常に嬉しく思っています。また、スタジアムの雰囲気も素晴らしくて、サポーターの皆さんには本当に感謝しています。『どこのアウェイに行ってもこのピッチが一番きれい』という素晴らしい環境を整えていただいているスタッフの皆さんにも感謝しております。今日は、うちのエースが久々に2点を取ってくれたことも非常に大きい。チームにとって重要な価値のある勝利だったと思います。

――橋本選手の2ゴールについて、どのように評価されていますか？

準備してきた通りの形で決めてくれました。対戦相手の守備陣には高さのある選手もいましたが、橋本選手のポジショニングとタイミングが非常に良かったですね。彼自身、ここまでなかなかゴールを取れていなかったことに悔しさもあったと思いますが、それ以上にチームのために献身的にハードワークしてくれていました。今日はその努力が報われた日だったと思います。

――橋本選手にはどんな声をかけていたのでしょうか？

焦らずに、今やっていることを継続するように、と伝えていました。得点がなかなか決まらなくても、彼はチームのために良いプレーを続けてくれていましたので、その姿勢を非常に評価していました。

――井上選手のポジション変更や攻撃の組み立てについては？

ここ2試合は守備の機能性が良かったんですが、攻撃面でややモビリティが足りなかった。今日は攻撃の流動性を高めようと話していて、特に井上選手のドリブルやクロスといった特徴を生かすよう意識しました。選手たちはその意図をしっかり理解してプレーしてくれたと思います。

――前半20分過ぎから「出力が落ちたような時間帯」と仰っていましたが、具体的には？

攻め急ぎが見られましたね。高い集中力で攻撃に出たあと、少し間延びしてしまった印象がありました。ボールを大事にして、時間を作るようなプレーがもっとできれば、もう少し落ち着いてゲームを進められたと思います。

――失点シーンについてはどう見ていますか？

あれは完全に油断ですね。ハーフタイムにも『油断が招いたもの』だと選手に伝えました。距離感が悪くなり、隙を突かれてしまった。大きな反省点です。

――全体を通して見て、どのような時間帯が特に良かったとお感じですか？

前半20分過ぎまでは非常に良いゲームができていたと思います。あの良い時間帯を、90分間にどう広げていけるかが今後の課題です。終盤は相手がパワープレーに出てきた中で、よく逃げ切ってくれたと思います。

――前節からの改善点や、今日の勝因はどこにあったと考えていますか？

前節は守備が非常に機能して引き分けに持ち込めた試合でした。今日はその守備のベースを保ちつつ、攻撃面でのモビリティを強調しました。井上選手のドリブルやクロスなど、各選手の特徴を生かすことを全体で意識し、それがうまくはまったと感じています。

――今季ここまでの好調の要因は？

選手一人ひとりがプレーに執着心を持ち、勝利にこだわって戦ってくれていること。そして、誰も奢らず、全員がチームのために献身的に働いていることが今の強みです。

――橋本選手の今後への期待は？

彼がゴールを取ったことはチームにとっても大きな弾みになりますし、本人も待ち望んでいたゴールだったと思います。この勢いを大事にしてほしいです。

――次節・FC琉球戦に向けての意気込みをお願いします。

今日も前後半20分までは良いゲームができました。次はその時間帯をもっと延ばし、90分間しっかりと集中して戦えるよう準備していきたいです。

橋本啓吾選手試合後インタビュー

――2ゴールを振り返って、ご自身の評価はいかがですか？

ずっとチャンスを逃してきた中で、ようやくしっかり決めることができたという点では、自分自身としても評価できる部分があったと思います。

――試合後、サポーターとのやり取りはありましたか？

「ナイスゴール」とか「待ってたよ」といった声をかけてもらいました。特別なことを言われたわけではないですけど、すごく嬉しかったですね。

――本拠地での重圧もあったと思います。どのような思いで臨んでいましたか？

やはりエースとしての責任はありますし、得点はもちろん大事ですが、起点になったり守備で貢献したり、チームに貢献する意識を強く持っていました。なかなか得点という形に結びつきませんでしたが、ようやく結果が出せて、これをきっかけにしたいと思います。

――1試合2得点はプロ初とのことですが、達成したお気持ちは？

はい、プロに入ってからは初めての複数得点です。ずっと目標にしていたことだったので、ひとつ成長できたと実感しています。

――周囲からの期待や声かけはありましたか？

レン（井上選手）からは「PK取ったら蹴ってください」って言ってもらっていたんですが、それに頼らず自分で取りたいという気持ちも強かったので、それを形にできてよかったです。周りの選手も声に出してくれる人、何も言わずに見守ってくれる人、両方いてくれて、その両方に得点で応えることができて良かったです。

――2得点ともにヘディングでしたが、ボールの質については？

はい。どちらも素晴らしいボールが来ました。良いクロスを上げてくれたので、感謝しています。

――勢いがついた中で、次節への意気込みをお願いします。

連勝につなげられるように練習から頑張りたいです。ゴールへの意欲？もちろん“取ります”。

――結果が出たことで肩の荷は下りましたか？

そうですね。ずっと決めたかったので、“ようやく取れたな”という気持ちです。これからまた気持ちを切り替えて、次に向けて頑張りたいです。

――1点目のあと、ピッチ内外から祝福されていましたね？

みんなが本当に待ってくれていたと思いますし、自分自身も“取らなきゃ”と思っていたので、それに向かってやり切れたことが良かったです。

――試合全体を振り返っての感想をお願いします。

前半は攻め込む時間が長く、得点も取れてよかったんですが、失点してからは少し相手の流れに飲まれた感じがありました。ただ、そこで追加点を取られなかったのは良かったと思いますし、後半は盛り返してもう一度リードできたのは大きかったです。

――失点前後は苦しい時間帯でしたか？

攻撃に力をかけていた分、相手に回されて守備に回る時間が増えてしまいました。体力的にも精神的にも受け身になってしまった印象があるので、そこをもっと押し返せるチームになれたら、前半から優位に進められたかもしれません。

――最後は相手の猛攻を受ける場面もありました。

誰かが抜けた後は誰かが埋める。それが自分だっただけです。試合の流れで戻るべき場面だったので、しっかり体を張れて、勝利につながって良かったです。

井上怜選手試合後インタビュー

――試合を振り返っていかがでしたか？

追いつかれてしまったのは反省点ですが、そこから取り返せたのは良かったと思います。全体的にも、自分たちがボールを持って動かしながら、幅を使った攻撃を出せる時間帯もありましたし、ショートカウンターのような自分たちの強みも出せたと思います

――後半の2点目、コーナーキックから橋本選手が決めました。どんな狙いがあったのでしょうか？

橋本選手とは合図をしていて、あの場面では彼を狙って蹴りました。事前にチームとしても決めていた戦術の一つで、いいボールを入れられたかなと思います。

――橋本選手は前日にコーナーの練習をしていたとも話していました。そういった連携も準備されていたんですね？

そうですね。ハッシー（橋本選手）の高さを生かせるように、チーム全体で共有していましたし、自分もその形を意識していました。

――今日は右に流れる動きなど、いつもと違うプレーも見られましたが、意図はありましたか？

最近は“相手にとっての脅威”になるプレーが少なかったと自分でも感じていたので、積極的にボールに絡もうとしました。改めて自分の強みって何かを考える時間があったので、そこを出せるよう意識してプレーしました。

――監督からはどのような声をかけられていましたか？

“自分の強みが出る場所で勝負しろ”というのが監督の言葉でした。左サイドに回ったのも特別な指示ではなく、自分で判断した結果です。

――橋本選手の2得点について、チームの雰囲気は？

みんな本当に嬉しかったです。PKを誰が蹴るかという場面があったとしても、橋くん（橋本選手）に譲って勢いづけよう、という流れもありました。決めてくれてありがたかったし、これからもっと点を取ってくれると思います。

――井上選手ご自身も「見ていてください」と以前おっしゃっていましたが、アシストという形で結果が出ましたね。

はい、やっと一つ結果として出せました。口火を切れたという意味では、ここからもっと数字にこだわっていきたいと思います。

河合駿樹選手試合後インタビュー

――チームとして久しぶりの勝利となりました。今のお気持ちは？

今日は絶対に勝たなければいけない試合だったので、しっかり勝ててとにかく嬉しいです。

――難しい展開の中で、しっかり勝ち切ったという印象もありました。振り返っていかがですか？

試合の入りは良くて、得点も取れて、自分たちの流れで進められました。ただ、少し受け身になった時間帯もありました。でも後半はしっかり締めて、最後まで集中して勝ち切ることができたのは良かったと思います。

――前節に続き、守備の安定感を保ちつつ攻撃面でも2得点。チームの完成度が上がってきている印象がありますが？

そうですね。試合中の修正力もついてきていると思いますし、全体としての意識も高く保てています。ただ、セットプレーなど課題もまだあるので、そこは修正しながら、この流れを続けていければ、次も勝てると思います。

――橋本選手が2ゴールという活躍を見せました。チーム内ではどのような雰囲気で見ていましたか？

ずっとチャンスは作っていましたし、守備でも走ってくれていて、チームに貢献してくれていたので、“いずれ決めるだろうな”という気持ちで見ていました。決めてくれて、本当に良かったです。

――次の試合に向けて、どんな準備をしていきたいですか？

試合を通じて少し甘さが出てしまった部分もあったので、そういうところは一週間でしっかり修正して、もっとゴール前に迫る回数を増やせるように、いい準備をして次の試合に臨みたいです。

試合詳細「テゲバジャーロ宮崎 vs ガイナーレ鳥取」

得点者

先発

サブ

交代

試合ハイライト動画

大熊 裕司 監督 試合後会見

橋本 啓吾 選手 試合後インタビュー

井上 怜 選手 試合後インタビュー

河合 駿樹 選手 試合後インタビュー

試合フォト

大熊裕司監督試合後会見

橋本啓吾選手試合後インタビュー

井上怜選手試合後インタビュー

河合駿樹選手試合後インタビュー

試合結果 明治安田J3リーグ 第9節【テゲバジャーロ宮崎 vs. ガイナーレ鳥取】

試合結果明治安田J3リーグ第9節【テゲバジャーロ宮崎 vs. ガイナーレ鳥取】