【試合結果】明治安田J2昇格プレーオフ2025 決勝　テゲバジャーロ宮崎 vs FC大阪

祝　宮崎総力戦でJ2昇格！

テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、おめでとうございます。
本日行われました明治安田Ｊ２昇格プレーオフ２０２５決勝戦において、テゲバジャーロ宮崎は勝利を収め、クラブ史上初となるJ2昇格を果たしました。

ファミリーの皆様、そしてクラブ設立から今日に至るまで、経営・指導・プレー・支援に携わってくださったすべての関係者の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

本日、鳥取市・Axisバードスタジアムで開催された決勝戦。
我々は準決勝で戦った鹿児島ユナイテッドFCの想いも背負い、南九州を代表してこの舞台に臨みました。

風雨と寒冷に見舞われる厳しいコンディションの中、鳥取まで駆けつけてくださったファミリーの皆様、

そして宮崎県内各地（新富町・宮崎市・綾町）、いちご株式会社本社（東京都千代田区丸の内）でのパブリックビューイング、 Lemino・DAZN・NHK総合・SNS等を通じて応援してくださった皆様の声援が、

選手たちを最後まで力強く後押ししてくださいました。

試合は序盤から緊張感の高い展開となりましたが、選手たちは落ち着いて試合に入り、徐々に自分たちのリズムを構築。

前半29分、井上怜選手のクロスに対する相手のクリアミスがそのままゴールに吸い込まれ、先制。

さらに前半42分には、吉澤柊選手がペナルティエリア外から放ったミドルシュートがゴール右上に突き刺さり、

試合の主導権を大きく引き寄せました。

2点をリードして迎えた後半も集中力を切らさず、後半18分には武颯選手が松本ケンチザンガ選手のクロスのこぼれ球を押し込み追加点。

続く後半25分には、途中出場の松本ケンチザンガ選手がヘディングでネットを揺らし、勝利を決定づけました。

守備面でも最後まで組織的な対応を徹底し、全員が役割を全うした90分間となりました。

最後のホイッスルと同時に、ピッチ・スタンド・宮崎各地、そしてオンラインで応援するすべてのファミリーの想いが一つとなり、歓喜と感動に包まれました。

このJ2昇格は、新富町をはじめとする自治体の皆様、スポンサー・サプライパートナー、スクール生、そしてファン・サポーターの皆様による 「宮崎総力戦」の成果です。

テゲバジャーロ宮崎は、新たなステージであるJ2の舞台へ挑みます。
引き続き、温かいご支援・ご声援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

まことにありがとうございました。

株式会社テゲバジャーロ宮崎
代表取締役会長　石原実
代表取締役社長　宮本功

試合詳細（FC大阪 vs テゲバジャーロ宮崎）

チーム	前半	後半	合計
FC大阪	0	0	0
テゲバジャーロ宮崎	2	2	4

【得点者】

29分オウンゴール
42分 FW 18 吉澤柊
53分 FW 58 武颯
70分 FW 42 松本ケンチザンガ

【先発】

GK 31 岡本享也
DF 24 松本雄真
DF 28 眞鍋旭輝
DF 33 黒木謙吾
DF 39 下川陽太
MF 10 井上怜
MF 20 阿野真拓
MF 47 奥村晃司
MF 50 安田虎士朗
FW 18 吉澤柊
FW 58 武颯

【サブ】

GK 32 イ・チュンウォン
DF 35 江川慶城
DF 45 田中誠太郎
MF 6 大熊健太
MF 8 力安祥伍
MF 34 河合駿樹
MF 40 安藤陸登
MF 41 坂井駿也
FW 42 松本ケンチザンガ

【交代】

HT FW 18 吉澤柊 → FW 42 松本ケンチザンガ
77分 MF 10 井上怜 → MF 8 力安祥伍
80分 MF 20 阿野真拓 → MF 41 坂井駿也
89分 FW 58 武颯 → DF 35 江川慶城

▶ 試合詳細（Jリーグオフィシャルサイト）

試合写真

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動画ハイライト

動画ハイライト準備中

【監督コメント】大熊裕司監督記者会見

まずは、このJ2昇格プレーオフ決勝戦を勝利で終えることができ、非常にうれしく思っています。
本当に遠いところまでいらしてくださったサポーターの皆さまとともに、J2昇格という悲願を達成できたことを、本当にうれしく思っていますし、心から感謝しています。

昨年度から就任させていただき、オーナー体制も変わる中で、常にチーム、選手のことを一番に考えてくださったオーナーのいちご長谷川社長、石原いちご副社長COO兼テゲバジャーロ会長には、本当に感謝しています。

また、私たちは決して大きなクラブではありません。
宮崎県、新富町、宮崎市、西都市、綾町、都城市、国富町をはじめ、県内各市町村の皆様に助けられながら日々トレーニングを行ってきました。
そうした多くの方々の期待を背負いながら、今日このような結果を出せたことを本当にうれしく思っています。

試合に関しては、我々が日々積み上げてきたクオリティを、しっかりと出せたゲームだったと思います。
昇格に値する試合を、選手たちが体現してくれました。

日々のトレーニングで一つひとつにこだわり、常にチャレンジ精神を持ち、強い競争心の中で戦ってくれた選手たちには、本当に感謝しています。

本音を言えば、自動昇格が理想だったのかもしれません。
ただ、クラブやチームのことを考えると、このプレーオフを戦い抜いた経験は、間違いなくテゲバジャーロ宮崎ファミリーの大きな財産になると感じています。
こうした経験を積み重ねながら、より良いクラブ、より良いチームになっていければと思っています。

それには、やはり日々努力を継続していくことが何より大切だと感じています。
本当に多くの方々に感謝したいです。ありがとうございました。

■ 質疑応答

―― 勝利のホイッスルが鳴った瞬間のお気持ちを教えてください。

本当に「やったな」という気持ちでした。素直にうれしかったです。

―― エースの橋本選手が欠場する中での試合でしたが、攻撃面については。

橋本選手がいれば、また違った頼もしさはあったと思いますが、逆に選手たちがより危機感と責任感を持ち、「橋本選手の分まで走る」「全員で勝ち取る」という意識で戦ってくれました。
その結果、より一体感を持って戦えたと感じています。
代わって出た選手たちも本当に素晴らしい仕事をしてくれました。

―― 4得点を挙げた原動力は。

やはり「昇格したい」という強い思いだと思います。その気持ちが結果につながりました。

―― 就任から2年間を振り返って。

なかなか勝てない時期もありましたが、クラブもチームも選手も「もっと良くなる」「最終的には昇格する」という強い意志を持ち続けてきました。
その成果が今日実ったと思います。

―― 苦しい時期をどう乗り越えてきましたか。

トレーニングを見ていれば、選手たちの成長は感じられました。
だから悲観することはなく、信じ続けてきました。

―― 九州で初めてJ2昇格を果たしたクラブとしての思いは。

宮崎県のサッカーを、テゲバジャーロ宮崎が引っ張っていくという強い気持ちがあります。
J2の舞台でも、サポーターの皆様と喜びを分かち合えるよう取り組んでいきます。

―― 最後に、サポーターの皆様へ。

良い時も悪い時も支えてくださったサポーターの皆様に、結果で応えられたことを本当にうれしく思います。
胸を張って宮崎に帰りたいと思います。

祝 宮崎総力戦でJ2昇格！

祝　宮崎総力戦でJ2昇格！