J3第26節栃木SC戦試合リリース

【試合総評】

テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんばんは。

明治安田J3リーグ第26節、ホーム・いちご宮崎新富サッカー場で行われた栃木SC戦は、2-3で敗戦となりました。

まことに残念。本日もスタジアムにいらしてくださった皆様、そしてLeminoやDAZN、SNSを通じて熱いご声援を送ってくださった皆様、本当にありがとうございました。

試合は序盤から拮抗した展開となりましたが、前半22分に武選手が退場となり、数的不利を強いられる苦しい状況に。
それでも33分、橋本選手が冷静に決めて先制に成功しました。
しかし前半アディショナルタイムに連続失点を喫し、1-2と逆転されて折り返します。

後半立ち上がりにさらに追加点を許しましたが、その直後に阿野選手が決めて1点差に迫り、最後までゴールを目指して攻め込みました。
途中出場の選手も含めて全員で諦めない姿勢を見せましたが、あと一歩及ばず2-3でタイムアップとなりました。

数的不利の中でもゴールを奪い、最後まで走り切った選手たちの姿勢は必ず次につながるはずです。
課題を修正し、より強いチームとして前進していきます。

次節は9月14日（日）、ホーム・いちごで首位ヴァンラーレ八戸との対戦となります。
決戦です。引き続き、皆様の熱いご声援をよろしくお願いいたします。

試合詳細（テゲバジャーロ宮崎 vs 栃木SC）

テゲバジャーロ宮崎	1	前半後半	2	栃木SC
	1		1
テゲバジャーロ宮崎 2 - 3 栃木SC

【得点者】

33分 FW 11 橋本啓吾
55分 MF 20 阿野真拓

【先発】

GK 32 イ・チュンウォン
DF 24 松本雄真
DF 28 眞鍋旭輝
DF 33 黒木謙吾
DF 39 下川陽太
MF 8 力安祥伍
MF 20 阿野真拓
MF 47 奥村晃司
MF 50 安田虎士朗
FW 11 橋本啓吾
FW 58 武颯

【サブ】

GK 31 岡本享也
DF 25 横窪皇太
DF 35 江川慶城
DF 45 田中誠太郎
MF 6 大熊健太
MF 10 井上怜
MF 41 坂井駿也
FW 18 吉澤柊
FW 42 松本ケンチザンガ

【交代】

62分 MF 20 阿野真拓 → MF 41 坂井駿也
68分 MF 8 力安祥伍 → MF 10 井上怜
84分 DF 28 眞鍋旭輝 → DF 35 江川慶城
84分 MF 47 奥村晃司 → FW 18 吉澤柊
88分 FW 11 橋本啓吾 → FW 42 松本ケンチザンガ

試合動画ハイライト

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大熊裕司監督コメント

―― 総評をお願いします。

暑い中、最後まで力強く応援してくださったサポーターの皆さんに感謝します。ありがとうございます。
立ち上がりは非常に良い入りができ、意図した形を表現できていた中で、退場者が出てしまいました。
それでも数的不利の中で選手たちはよくやってくれました。結果は残念でしたが、我々の方がよく走り、しっかり戦えたと思います。最後のプレーは非常に残念でした。
ただ、選手は人数が少ないとは思えないくらい走り抜いてくれました。
タフに、真摯に戦ってくれたことを誇りに思います。
非常に悔しいですが、これを糧にもう一段階成長しなければいけない。このままでは終われないという気持ちを選手たちと共有し、次こそホームで勝ち切りたいと思います。

―― 武選手の退場について。

あの場面については、致し方ない部分もありました。ただ、なぜそういうことが起きたのかをもう少ししっかり見てもらえたらとも思います。

―― 数的不利での戦い方について。

「下がりすぎてはいけない」という話はしましたが、前半はラインが下がってしまい、簡単にボックスの中に入れられたのは反省点です。
もっと前に出てプレッシャーをかける勇気を持てれば展開は変わったと思います。
ただ、その中でも選手はリカバリーを続け、2点を取り切ってくれた。たくましさに感謝しています。

―― アディショナルタイムに2失点した前半について。

非常に悔しい時間帯でした。あそこで下がらず我慢できていれば違う展開になったと思います。
もし0-0や1-0で折り返せていれば、我々がやりたいことをもっと出せたはずです。

―― セカンドボールへの対応について。

相手はターゲットを入れてセカンドを拾う形が多かったので、そこは準備してきました。選手たちが意識を持って表現してくれたと思います。

―― 阿野選手の得点について。

もともと技術はある選手ですが、攻守の切り替えやポジショニングに課題がありました。今日はそこが改善され、なおかつゴールという結果を出してくれた。成長を感じました。

―― 橋本選手の働きについて。

どんな状況でもリーダーシップを発揮し、チームのために献身的にプレーしてくれました。改めてその存在の大きさを証明してくれたと思います。

―― 久々に先発した眞鍋選手について。

大きな相手FWに対してよく対応してくれました。ヘディングでもほとんど勝っていましたし、彼の努力が報われる形になったと思います。私も嬉しく感じています。

―― 最後に。

今日は勝利という結果を届けることはできませんでしたが、我々の気持ちや姿勢は伝えられたと思います。
次は必ず結果も加えて、サポーターの皆さんに喜んでいただけるように頑張ります。

橋本啓吾選手試合後インタビュー（第26節 vs 栃木SC）

―― 最後はあと一歩で同点に届きませんでした。振り返っていかがですか。

残念ですし、反省すべき点がある試合でした。特に10人になったときにどう戦うかは、今後に活かしていけると思います。ただ、できれば11人のまま試合を進めたかったというのが正直な気持ちです。

―― 数的不利の中でも先制点を挙げました。攻撃面については。

1点目はカウンターからで、奥村選手がうまく前を向いてくれたので、最終ラインとの駆け引きでボールが出てくると信じていました。あとは落ち着いて流し込むだけでした。いい形での得点だったと思います。
2点目も下川選手の意外性のあるロングボールから阿野選手が冷静に決めました。相手の穴を突いて得点できたのは、チーム全体の成長を感じる部分です。

―― 数的不利でも走り切ったチームの姿勢について。

出場したメンバー全員が「10人になっても俺たちは変わらない」という強い気持ちを持っていました。その結果、一人分をカバーする運動量を全員が発揮できたと思います。あと一歩でしたが、チームとしてもう一段階成長できたと感じています。

―― この敗戦をどのように次につなげますか。

軽率なプレーは絶対に許されないと改めて感じました。それを全員で意識し、共有しながら残りの試合に臨む必要があります。もう落とせない試合が続きますので、全員で勝点を積み上げていきたいです。

―― キャリアハイとなる13得点目を挙げました。

フォワードとして数字で結果を残せているのは評価できる部分です。ただ、目標はもっと先にあるので、一つひとつ積み重ねていきたいと思います。

―― 次節に向けての意気込みをお願いします。

次もタフな試合になると思いますが、11人で今日のような気持ちを持って臨めば十分に勝てるチャンスがあります。絶対に負けないという強い気持ちを持って戦いたいです。ピッチ状態も良いと思うので、自信を持って挑みます。

阿野真拓選手コメント（第26節 vs 栃木SC）

―― ゴールシーンを振り返ってください。

下川選手とトレーニングの中で合わせていた形が試合でも出せて、クロスにうまく合わせることができました。数的不利で苦しい状況の中でのゴールでしたが、チームにエネルギーを与えられたと思います。

―― ゴール後、チームに勢いが戻ったように見えました。

前半終了後のハーフタイムに「逆転するしかない」と話していました。最終的には勝ちにつながりませんでしたが、チームに勢いを取り戻す意味では良いゴールになったと思います。

―― 背後を取る形が多かったですが、狙いは。

相手センターバックの裏に走り込むことは試合前から話し合っていました。下川選手や眞鍋選手からのロングボールを受ける形を意識していました。

―― 地元・栃木との対戦となりました。

栃木だからという特別な思いはありませんでした。リーグ戦を戦っていく中で大事な一試合、という気持ちで臨みました。

―― 数的不利の中で2得点できた点について。

人数が少ない中でも2ゴールできたのは評価できると思います。ただ、その状況でも勝っていかないと昇格は難しい。課題も見つかった試合でした。

―― 次節への意気込みをお願いします。

もう負けられない状況です。残り試合、全部勝つつもりで臨みたいと思います。

下川陽太選手コメント（第26節 vs 栃木SC）

―― 数的不利の中で難しい試合となりました。全体を振り返ってください。

一人少なくなったこと自体は言い訳にならないと思います。失点の場面は数的不利だからではなく、気の緩みや守備で内側からしっかり対応できなかったことが原因でした。11人でも10人でもやらなければいけないことです。そこはしっかり修正し、次につなげたいです。

―― 数的不利になってからは、どんな意識でプレーしていましたか。

ボールはある程度持たせてもいいから最後のところはやらせない。奪ったらカウンターで橋本選手が孤立しないよう、みんなで追い越して走ることを意識しました。その中で2点を取ることができたのは良かったと思います。

―― 2得点できた要因は。

細かいパス回しではなく、大胆なプレーにチャレンジしたことが結果につながったと思います。誰かが勇気を持って動き出す、長いボールを入れる。そうしたプレーが得点を生んだと感じています。

―― 「一人少ないと思えない戦いぶり」と言われています。

全員が気持ちを切り替え、1.5人分走る意識で戦えました。相手が11人でもボールを回せていましたし、みんなが同じ方向を向いて戦えたことが大きい。勝てなかったのは悔しいですが、誇れるサッカーをしたと思います。

―― 次節への意気込みをお願いします。

今日の敗戦は「次は勝つ」という強い糧になります。11人で戦える分、より走って相手を圧倒し、得点を重ねたいです。誰がいなくても全員でカバーできるチームだと思っています。昇格争いに残るためにも、必ず勝ち切りたいです。

―― 最後に。

自分たちの良さは諦めない攻撃姿勢とアグレッシブさ。次節もその強みを出し、皆さんに勝利を届けたいと思います。

【試合総評】

試合詳細（テゲバジャーロ宮崎 vs 栃木SC）

試合動画ハイライト

大熊 裕司 監督 コメント

橋本 啓吾 選手 試合後インタビュー（第26節 vs 栃木SC）

阿野 真拓 選手 コメント（第26節 vs 栃木SC）

下川 陽太 選手 コメント（第26節 vs 栃木SC）

大熊裕司監督コメント

橋本啓吾選手試合後インタビュー（第26節 vs 栃木SC）

阿野真拓選手コメント（第26節 vs 栃木SC）

下川陽太選手コメント（第26節 vs 栃木SC）

試合結果 明治安田J3リーグ 第26節【テゲバジャーロ宮崎 vs. 栃木SC】

試合結果明治安田J3リーグ第26節【テゲバジャーロ宮崎 vs. 栃木SC】