【試合総評】

テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんばんは。

2025年前半戦、たくさんのご声援をいただき、まことにありがとうございました。

本日行われたJ3第19節・アウェイ八戸戦は、14戦連続無敗記録をかけて青森県に乗り込みましたが、残念ながら1-2での敗戦となりました。

立ち上がりからボール保持率では上回り、前半のシュート数・枠内シュート数ともに相手を上回るなど、内容では決して引けを取らない展開。
しかし、7分と25分に失点を喫し、スコア上では厳しい前半を過ごすことになりました。

後半は選手交代を機にギアを上げ、終始攻勢に回ります。
終盤には江川選手が坂井選手のCKからゴールを決め、最後まで攻めの姿勢を崩さずに戦いましたが、あと一歩及ばず。
内容としては善戦でありながらも、序盤の失点が重くのしかかった一戦となりました。
内容的にはポジティブな要素も多く、後半戦に活かします。この悔しさを糧に、次こそ勝利を。

前半戦は、勝点34、9勝7分3敗という結果となりました。
後半戦、昇格を目指し熱く戦ってまいります。引き続き皆さまの温かいご声援をよろしくお願いいたします。

試合詳細（ヴァンラーレ八戸 vs テゲバジャーロ宮崎）

ヴァンラーレ八戸	2	前半後半	0	テゲバジャーロ宮崎
	0		1
ヴァンラーレ八戸 2 - 1 テゲバジャーロ宮崎

▶ 試合詳細（Jリーグオフィシャルサイト）

【得点者】

97分江川慶城

【先発】

GK 32 イ・チュンウォン
DF 24 松本雄真
DF 33 黒木謙吾
DF 35 江川慶城
DF 39 下川陽太
MF 8 力安祥伍
MF 50 安田虎士朗
MF 20 阿野真拓
MF 47 奥村晃司
MF 10 井上怜
FW 11 橋本啓吾

【サブ】

GK 55 青木心
DF 4 櫻井風我
DF 25 横窪皇太
DF 28 眞鍋旭輝
MF 14 五月田星矢
MF 40 安藤陸登
MF 41 坂井駿也
FW 18 吉澤柊
FW 42 松本ケンチザンガ

【交代】

HT MF 10 井上怜 → FW 18 吉澤柊
66分 DF 24 松本雄真 → DF 4 櫻井風我
85分 MF 8 力安祥伍 → MF 40 安藤陸登
85分 MF 20 阿野真拓 → MF 41 坂井駿也
85分 MF 47 奥村晃司 → FW 42 松本ケンチザンガ

試合動画ハイライト

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大熊裕司監督試合後インタビュー

―― まずは試合の総括をお願いします。

本日は遠く八戸まで応援に駆けつけてくださったサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。重要な一戦だっただけに、勝利を届けられなかったことは非常に残念です。
試合内容に関しては、立ち上がりは決して悪くありませんでしたが、2つの失点がともにリスタートからだったという点が全てだと捉えています。それ以外の部分では、我々が積み上げてきたもの、やろうとしているサッカーをある程度表現できたと感じています。
引き続き大切な試合が続きますので、しっかり準備を整えて、次節はアウェイとはいえ、勝ち点3を取りに行き、上位に食らいついていきたいと思います。

―― 次節のFC大阪戦に向けて、特に修正したい点は？

FC大阪さんも非常に出力の高いチームです。完成度の高いサッカーを展開してくるので、我々としてはその強度にどう立ち向かうかがポイントになります。特に前半のように、試合の入り自体は良かっただけに、次こそ結果につなげるための修正が必要です。

―― 2失点した試合ですが、改めて試合を振り返っていかがですか？

内容自体は悪くなかったのですが、結果が出なかったということは、何かが足りなかったということ。特にゴール前、ボックス内にあと1枚入っていく動きが不足していたように感じています。中盤でのビルドアップやボールの保持はできていましたが、そこからもう一段ギアを上げて、差し込む、入り込むという部分が課題として残りました。
また、サイドバックがもっと高い位置を取っていくべきでしたし、後半に向けて後ろがやや重たくなってしまったのも反省点です。

橋本啓吾選手試合後インタビュー

―― 今日の試合では中盤から前線にかけて多くのプレーに関わっていましたが、相手の守備についてどのような印象を持ちましたか？

相手は非常に粘り強い守備をしてくる印象でした。その中でも、宮崎として多くのチャンスを作れていたと思いますが、決め切れなかったことが失点につながったと思います。攻撃に多く関わることはできましたが、やはりフィニッシュを決め切ることができないと、セットプレー一発でやられて、そこから追加点を奪われるような展開になってしまいます。今までの試合の傾向を見ても、そういった流れは予想できたので、チームとして改善すべきだと感じています。

―― ご自身に訪れたゴールチャンスを振り返って、どのようなイメージでプレーしていましたか？

前半の入りでは、自分で思い切ってシュートを打とうと考えていましたが、後ろから良い状態で味方が上がってきていたので、そちらに落とす選択をしました。結果としてその判断自体は間違っていなかったと思いますが、自分が振り抜ける選手になりたいという気持ちはあります。
後半のワンツーからのシュートは、試合の流れを勢いづけたいという想いで思い切って打ちましたが、ゴールには至らず。もう少しアイデアを持って崩しにいけていれば、得点に近づけたかもしれません。そこは練習でしっかり積み重ねていきたいです。

―― 後半は特に相手ゴール前でのプレーが増えた印象でしたが、ピッチ上での手応えはいかがでしたか？

後半から吉澤選手が入ってきたことで、前線にターゲットが2枚できて、自分も彼も前に出ていけた場面が増えたと思います。練習から一緒にやってきたことで、コンビネーションはある程度出せたのですが、ペナルティエリア内での仕事という意味ではまだまだ足りなかったです。もっと高い位置でプレーしないと相手のゴールを脅かせません。
松本ケンチザンガ選手が出てきてからは、もう1枚高さが加わって、3人でゴールに向かうという意識は強くなりました。実際にチャンスも作れていたので、そういう部分を決めきれなければ勝利にはつながりません。もっともっと3人で追求していきたいと思います。

―― 無敗記録が途切れた結果となりましたが、次節に向けてどのような準備をしていきたいですか？

ここで連敗してしまうと、悪い流れがズルズル続いてしまうと思います。だからこそ、次節は絶対に勝って流れをもう一度取り戻したい。チーム全体で一丸となって、しっかり勝ちにいきたいと思います。

江川慶城選手試合後インタビュー

―― 相手・八戸の攻撃陣は速い仕掛けが特徴的でしたが、守備面で意識していたことを教えてください。

相手はロングボールを多用して裏を狙ってくるチームだったので、自分たちが下がりすぎて受け身になると相手のペースになってしまうと思っていました。だからこそ、ラインをコンパクトに保ちながらしっかり弾き返して、全員でセカンドボールを拾って、マイボールの時間を増やそうという意識でプレーしていました。

―― セットプレーからの2失点について、守備陣としての課題はどのように感じていますか？

本当に悔しい失点でした。マークの徹底や、その後のこぼれ球への反応、スペースの埋め方など、いずれも相手の方が一歩早かったという印象です。立ち上がりの25分間で2点取られてしまったのは、やはり守備陣として反省すべき点が多いです。ボールが完全に切れるまで集中し続けること、練習からそれを徹底していかないと、同じような失点を繰り返すことになってしまう。今回の敗戦を「いい勉強だった」と言えるように、もっと突き詰めてやっていきたいと思います。

―― これで3試合連続ゴールとなりました。ご自身の得点についてはどう捉えていますか？

セットプレーのチャンスが多かったですし、自分自身もっと決めないといけなかったと思っています。たまたま僕が決めましたが、それ以外でも良いボールがたくさん上がってきていましたし、誰が得点してもおかしくなかったと思います。今回は駿也（坂井選手）の素晴らしいボールがあったからこそ決めることができました。自分は本当に触るだけでしたし、彼に感謝したいです。

―― チームとしては無敗記録が途切れました。次節に向けての意気込みをお願いします。

昇格を目指すチーム、優勝を目指すチームにとって「連敗しないこと」は絶対条件です。次節の相手は首位のチームですが、相手が誰であろうと、自分たちが前節負けたからといって臆することはありません。目の前の一戦に全力を尽くすという姿勢は変わりませんし、そのためにまた1週間しっかり準備して、必ず勝ち点3を持って帰れるように戦いたいと思います。

櫻井風我選手試合後インタビュー

―― 後半途中からの出場でしたが、どのような狙いや役割を持ってピッチに入りましたか？

2点ビハインドの状況での投入だったので、自分の特徴でもある攻撃参加を活かして、なんとか得点に結びつけようという思いでピッチに立ちました。

―― 実際に相手との競り合いや球際の攻防を体感して、どのような印象を持ちましたか？

以前、金沢時代にも対戦経験があるんですが、八戸はやはり球際が強く、対人の強度が高いチームだと感じました。戦っていて、その印象は変わらなかったですね。

―― 終盤は押し込む展開が続きました。ご自身がプレーする中で意識していたことは？

中に大きなターゲットが3人いたので、とにかくシンプルに、質の高いクロスを早く入れることを意識していました。負けている展開でしたし、難しいことは考えずに、相手の嫌がるプレーをどんどん仕掛けようと思っていました。

―― 次節はホームでの首位・FC大阪戦となります。どのような姿勢で臨みたいですか？

相手は首位ですが、こちらとしては「勝つこと」にとにかくこだわって戦いたいです。もちろん内容も大事ですが、今は結果が最優先。チーム全体で勝利に執着して、しっかりとホームで勝ち点3を取れるように準備していきたいと思います。

【試合総評】

試合詳細（ヴァンラーレ八戸 vs テゲバジャーロ宮崎）

試合動画ハイライト

大熊 裕司 監督 試合後インタビュー

橋本 啓吾 選手 試合後インタビュー

江川 慶城 選手 試合後インタビュー

櫻井 風我 選手 試合後インタビュー

大熊裕司監督試合後インタビュー

橋本啓吾選手試合後インタビュー

江川慶城選手試合後インタビュー

櫻井風我選手試合後インタビュー

試合結果 明治安田J3リーグ 第19節【ヴァンラーレ八戸 vs. テゲバジャーロ宮崎】

試合結果明治安田J3リーグ第19節【ヴァンラーレ八戸 vs. テゲバジャーロ宮崎】