【試合総評】

テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんばんは。

本日はアウェイ・岐阜メモリアルセンター長良川競技場にて、FC岐阜との一戦となりました。
現地まで足を運んで熱いご声援を送ってくださった皆様、LeminoやDAZN、SNSを通じて応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。

明治安田Ｊ３リーグ第17節・FC岐阜戦は、3-2での勝利という結果となりました。
アウェイの地で貴重な勝点3を手にし、チームの無敗記録はこれで12試合連続（6勝6分）に更新。クラブ史に刻まれる素晴らしい結果となりました。

試合は立ち上がりから主導権を握り、前半17分には井上怜選手の冷静なフィニッシュで先制に成功。さらに35分には奥村晃司選手が追加点を挙げ、スコアを2-0とリードします。しかしその後、相手の猛攻を受けて前半のうちに2点を返され、2-2で前半を折り返します。

迎えた後半27分、江川慶城選手がヘディングで勝ち越しゴールを決め、再びリードを奪取。以降は全員守備で体を張り、FC岐阜の反撃を凌ぎ切っての試合終了。アウェイでのタフな一戦を、見事なチーム一丸の戦いで勝利に結びつけました。

この試合では、横窪翔太選手がJリーグ初出場を果たし、櫻井風我選手もテゲバジャーロ宮崎での公式戦初出場を記録。若手選手の台頭もあり、収穫の多い一日となりました。

次節は6月28日（土）、ホーム・いちご宮崎新富サッカー場にてカマタマーレ讃岐を迎えます。
この一戦は「Jリーグ入会5周年感謝祭」として、先着3,000名様に宮崎餃子をプレゼントする特別な試合でもあります。首位に迫る重要な一戦を、ぜひ多くの皆様とともに迎えられたら嬉しく思います。

これからもテゲバジャーロ宮崎への熱いご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

試合詳細（テゲバジャーロ宮崎 vs FC岐阜）

テゲバジャーロ宮崎	2	前半後半	2	FC岐阜
	1		0
テゲバジャーロ宮崎 3 - 2 FC岐阜

【得点者】

17分井上怜
35分奥村晃司
72分江川慶城

【先発】

GK 32 イ・チュンウォン
DF 24 松本雄真
DF 33 黒木謙吾
DF 35 江川慶城
DF 39 下川陽太
MF 8 力安祥伍
MF 10 井上怜
MF 20 阿野真拓
MF 47 奥村晃司
MF 50 安田虎士朗
FW 18 吉澤柊

【サブ】

GK 55 青木心
DF 4 櫻井風我
DF 25 横窪皇太
DF 28 眞鍋旭輝
DF 45 田中誠太郎
MF 6 大熊健太
MF 40 山田陸登
MF 41 坂井駿也
FW 27 渡邊星来
FW 42 松本ケンチザンガ

【交代】

47分 DF 33 黒木謙吾 → DF 45 田中誠太郎
66分 MF 20 阿野真拓 → MF 41 坂井駿也
66分 MF 10 井上怜 → FW 42 松本ケンチザンガ
84分 DF 35 江川慶城 → DF 25 横窪皇太
84分 FW 18 吉澤柊 → DF 4 櫻井風我

試合動画ハイライト

大熊裕司監督試合後インタビュー

ーーまず、試合の感想をお願いします。

まず、本当に遠いところまで来てくださったたくさんのサポーターの皆様に、勝利をお届けできて非常に嬉しく思っています。

試合は狙い通りの形で先制点・追加点を取れましたが、そこから少し下がってしまい、長いボールに対して受け身になった部分もあったかなと思っています。ただ後半は、メンタル的にも崩れず、相手の狙っていた展開に対してうまく対処できたのではないかと思います。

選手たちにも本当に感謝していますし、次の試合でもしっかり勝ち点を取りに行きたいと思います。

ーー「相手の意図に対処できた」とのことですが、具体的にはどのような対策を講じていたのでしょうか？

我々は基本的に4枚（フラットな最終ライン）で守っているので、相手の5枚（3バック＋両ウイングバック）に対しては、特にワイドを使った攻撃に注意が必要でした。そこから長いボールを入れて、最後は当然クロスからゴール前に圧力をかけてくる、というのがFC岐阜さんの狙いです。

前半の最後10分間あたりは、センターバックの交代などもあってバタつきましたが、ある程度外は割り切って、中をきちんと締めて対応することを徹底しました。

ーー後半に一時的に苦しい時間帯がありましたが、その後ペースを取り戻した要因は？

交代で入った選手たちの働きが大きかったと思います。非常に効果的なプレーをしてくれて、チームとしてリズムを戻すきっかけになりました。

ーー橋本選手について、今日はメンバー外でしたが？

足に少し違和感があったため、大事をとって帯同はさせませんでした。

ーー前線の機能についてですが、特に前半はロングボールの選択もありました。そのあたりの評価は？

そうですね、FC岐阜さんのセンターバックは空中戦に非常に強く、あまり長いボールを蹴っても勝てないことはわかっていました。ですので、ライン間をうまく使っていく意識はありました。

前半の立ち上がりはその狙い通りに進められた部分もありましたが、後半にかけてはその精度が落ちてしまったところもありましたね。跳ね返されるシーンも増えたので、そこでターゲットとなる選手を投入して対応しました。結果的には、それがうまくはまり、我々のペースを再び取り戻すことができたと思います。

江川慶城選手試合後インタビュー

ーー得点シーンについて振り返ってください。

逆の動きで相手の前に入ったところに、坂井駿也選手が良いボールを上げてくれたので、あとはしっかり枠に飛ばすことだけを意識して打ちました。

ーーセットプレーやクロス対応で、試合中に意識していたことはありますか？

そうですね、前半は特に、自分の前で相手と戦ったところをイチュンウォン選手が止めてくれたんですけど、その次のセカンドで自分が競ったプレーから失点に繋がったシーンがあり、非常に悔しかったです。

後半は立ち位置を含めて、相手に前へ入らせない意識を強く持ち対応できたかなと思っています。

ーー守備と攻撃の切り替えの中で、自身の役割をどう意識していましたか？

もっと横のスライドやラインの押し上げをコンパクトに行う必要があったと思います。前半は特に、相手に自由にサイドチェンジを蹴らせてしまう場面が多く、そこは反省点として大きかったです。

やっぱりスタッフとも話しましたが、自分たちが主導権を持って、守備でも攻撃でも意図を持ってプレーすることが必要です。今日のように押し込まれた前半や後半の立ち上がりでは、自分たちのリズムを出せないと難しい展開になるということを、改めて感じました。しっかり反省して、次に生かしていきたいです。

下川陽太選手試合後インタビュー

ーー今日の試合では左サイドの上下動が非常に良かった印象ですが、ご自身のコンディションや意識していた点を教えてください。

まずは攻撃よりも守備から入ることを意識しました。前半はゼロで抑えるという点で、ある程度遂行できましたし、僕たちが良い形で2点を先制できたところまでは非常に良かったと思います。

ただ、前半終了間際の2失点は本当に不要だったと思いますし、チームとしても個人としても反省すべき点が多かったです。

自分のコンディション自体は悪くなかったですし、もっと言えば、ボールを引き出して前につける場面を増やしたかったという点が課題かなと感じています。

ーーチームが苦しい時間帯でも粘り強く戦えた要因は何だったと思いますか？

やっぱりチーム全体で話し合って、割り切って対応できたことが大きいと思います。

前半の2失点では、中途半端な守備対応や、誰が出るか、中に誰が戻るかといった部分が曖昧だったことが原因でした。

後半はそこをしっかり共有して、行く前にハッキリとクリアする、振られても最後は中で抑えるということを徹底できたので、今日のような結果につながったと思います。

ーー最後まで声援を送り続けてくれたファン・サポーターの皆さんへの思いを聞かせてください。

この遠いアウェイ岐阜の地にも関わらず、暑い中でたくさんの方が応援に来てくれて本当にありがたかったです。今日勝てたのは間違いなくファン・サポーターの皆さんのおかげです。ありがとうございました。

次はホームでの試合なので、ぜひまたスタジアムで勝利を一緒に味わってもらえたらと思います。応援よろしくお願いします。

ーー次節はクラブJ入会5周年記念マッチになります。ホームに来てくださる皆さんへメッセージをお願いします。

5周年という節目に、今のところ負けなしで来られているというのは非常に良い流れですし、ここから一つでも上を目指すためには、勝ちを積み重ね続けるしかないと思っています。

僕たちは変わらず戦い続けますし、出場していない選手、チームスタッフ含め、全員で戦う覚悟があります。来週はいちごにいらしてください。共に戦っていただけますか。応援をよろしくお願いします。

奥村晃司選手試合後インタビュー

ーー前半の貴重な追加点となる得点シーンについて振り返ってください。

コーナーのファーでの折り返しはチームとしても狙っていた形なので、チームとしての形が結果となってよかったです。

ーーゴール以外の点で、特に意識していた点はありますか？

吉澤柊選手が前で孤立しないように、後ろとの繋ぎや、前からの守備を意識しました。

ーー中盤での球際の強さが目立ちましたが、相手との駆け引きで特に意識していたことはありますか？

自分がボールをもらうときは相手のいないところでというのを意識しています。

ーー無敗記録を12試合に伸ばしたこの結果をどう捉えていますか？

勝って記録を伸ばすというのは本当にいいことだと思うので、次も勝ちで伸ばしていきたいと思います。来週はいちごでの試合です。ぜひ多くの方にテゲバのフットボールを楽しんでいただければ嬉しいです。よろしくお願いします！

井上怜選手試合後インタビュー

ーー今日の先制ゴールの場面を振り返って、どのような狙いと感触がありましたか？

クロスが自分の頭上を越えてきた時に、後ろにいた柊君（吉澤柊選手）がヘディングで折り返してくれると思っていました。横にポジションを取っていたら、ちょうどいい落としをくれたので、冷静にトラップして流し込めたかなと思います。

ーー試合全体を通して、ご自身のプレーに対する手応えはいかがでしたか？

前半の立ち上がりは良いプレーができていたと思います。ただ、失点してから交代するまでの時間帯は、あまり良いプレーができなかったと感じています。前半の良かった流れを継続できるようにすることが、今後の課題だと思います。

ーー前半に2点を奪ったものの追いつかれる展開となりましたが、ピッチ内での声かけや意識していたことはありますか？

相手の勢いに押されてしまった時間帯がありましたが、ああいった試合を続けていたら昇格はできないと思っています。だからこそ、もっとピッチの中で厳しく声をかけ合って、言い合えるチームである必要があると感じました。

ーー現在のチームの雰囲気や勢いについて、選手としてどのように感じていますか？

ここまでしばらく負けていないので、あまり負ける気はしていません。特に後半、自分たちの方がよく走れていると感じていますし、チームとして強度高く戦えていることは、自信にもなっています。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございます！

【試合総評】

試合詳細（テゲバジャーロ宮崎 vs FC岐阜）

試合動画ハイライト

大熊 裕司 監督 試合後インタビュー

江川 慶城 選手 試合後インタビュー

下川 陽太 選手 試合後インタビュー

奥村 晃司 選手 試合後インタビュー

井上 怜 選手 試合後インタビュー

大熊裕司監督試合後インタビュー

江川慶城選手試合後インタビュー

下川陽太選手試合後インタビュー

奥村晃司選手試合後インタビュー

井上怜選手試合後インタビュー

【試合結果】明治安田J3リーグ 第17節 vs FC岐阜

【試合結果】明治安田J3リーグ第17節 vs FC岐阜