テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんにちは。

本日は、天皇杯本大会への出場権を懸けた一戦に臨みましたが、0-2で敗れ、宮崎県代表の座を掴むことはできませんでした。

皆様のご声援に応えることが出来ず、残念です。

ヴェロスクロノス都農さんの天皇杯本大会でのご活躍を心からお祈り申し上げます。

試合詳細「テゲバジャーロ宮崎 vs ヴェロスクロノス都農」

前半 0-1
後半 0-1
—————
0-2

【得点者】
なし

【先発】
GK 55 青木心
DF 6 大熊健太
DF 33 黒木謙吾
DF 35 江川慶城
DF 45 田中誠太郎
MF 5 加藤匠人
MF 34 河合駿樹
MF 13 中野桂太
MF 41 坂井駿也
FW 18 吉澤柊
MF 40 安藤陸登

【サブ】
GK 21 清水羅偉
DF 14 五月田星矢
DF 23 キムゴンヨン
DF 25 横窪皇太
DF 43 森田礼
MF 10 井上怜
MF 50 安田虎士朗
FW 27 渡邊星来
FW 47 奥村晃司

【交代】
HT MF 5 加藤匠人 → MF 50 安田虎士朗
HT MF 13 中野桂太 → FW 47 奥村晃司
66分 MF 34 河合駿樹 → FW 27 渡邊星来
66分 MF 41 坂井駿也 → MF 10 井上怜
82分 DF 45 田中誠太郎 → DF 14 五月田星矢

大熊裕司監督試合後インタビュー

――まず試合を振り返って、率直な感想をお願いします。

結果を非常に残念に思っていますし、期待に応えられなくて本当に悔しいです。

――前半からセカンドボールの回収がうまくいかなかったように見えました。

長いボールを蹴られて間延びしたところで、セカンドボールをなかなか拾えなかった。そこがひとつ大きな敗因だったと思います。

――パス数もなかなか伸びませんでした。

はい、期待を込めて送り出したメンバーでしたが、思うようにいきませんでした。

――その中で、課題として感じた部分はどこでしょうか？

単純に言えば、力不足。それを痛感しました。

――収穫があった点はありますか？

「こういうプレーをするんだな」というのがわかった。その代償は非常に大きいものでした。

――これでリーグ戦に集中することになりますが、切り替えについては？

しっかりと良い準備をしていきたいと思います。

――この敗戦を前に進むための糧とするには、選手たちにどのようなことを感じてほしいですか？

結果はしっかりと受け止める必要があります。その上で切り替えて、次にあるリーグ戦に向けてしっかりと準備していくこと。それに尽きます。

――相手の球際や切り替えの速さ、気迫に押されているようにも見えました。

まさにおっしゃる通りです。一番大事な部分で負けてしまった。改めて「何が大事なのか」を全員が確認できたと思います。

――その「大事なもの」とは何だと感じていますか？

やはり“戦うこと”だと思います。本質的な部分です。そこが欠けていた。

――相手チームについて、昨年とは違う印象でしたか？

そうですね。去年はもっと丁寧にボールをつないでくる印象でしたが、今年はラフなボール、蹴ってくる場面が多く、非常に前への意識が強かった。変わったと感じました。

――そのあたりで慌てた場面もあった？

いや、慌てたというよりは、プレッシャーをかけられた時に蹴られるのは当然のことで、その後の対応がよくなかった。それに尽きると思います。

江川慶城選手試合後インタビュー

――今日の試合、ゲームキャプテンとして出場されました。

責任を感じています。

――失点の場面について、どのように感じましたか？

相手にやられたというよりも、自分たちの問題だったと思います。

――やりたいことはあったはずですが、うまく表現できなかったようにも見えました。

自分たちの本質の部分で、やりきれなかったというか…。でもその中でも、いつも出ている僕だったり黒木選手だったり、田中誠太郎も含めて、「前半をゼロで終える」というのは最低限の課題でした。その中で失点してしまったというのが、すべてだったと思います。

――個々のプレーに終始して、連携が見られなかったように感じました。

それは、外から見ていてもわかる部分だと思いますし、監督がどう判断されるかということもあると思います。ただ、僕たち、中でプレーしていても攻め手に欠けていました。自分たちでゲームを難しくしてしまった。選択したプレーがうまくつながらず、次を受けた選手がしんどい状況になったり…、結果として、すべてが後手に回っていたと思います。

――この試合から得られた“収穫”はありますか？

自分たちはまだまだ何もできないし、力をつけていないということを改めて知れた、ある意味で良いゲームだったのかもしれません。誰が出ても強いチームは強いし、どんな相手でも勝たないと評価されない。それは試合前にもみんなに声をかけたし、前半が終わってからも後半の前に言いました。「自分のプレーをするのはそのあとだ」と。僕たちはプロとして、宮崎県の代表を決める試合に出ている以上、どんなに内容が悪くても結果がすべて。そこに尽きると思います。

――若い選手が多い中で、感じることもあったのでは？

若いからといって済まされるものではないし、そこに強い責任感を持ってやらなければいけない。責任を背負ってピッチに立つ選手でなければいけないと思うし、僕自身も含めて、そこはしっかり考え直さないといけないと思っています。

――最後に、リーグ戦に向けた思いを聞かせてください。

自分たちの力で手放したという事実から目を背けずに、もう一度リーグ戦、目の前の一戦一戦に全力で立ち向かって、自分たちのサッカーを表現していくことが必要だと思います。誰が出ても勝ち切れるチーム、それを作っていくには「結果」しかないと思います。これを胸に、今後の自分たちの戦いでそれを示していくしかありません。今日の結果を通して、誰が何を感じるかは一人ひとりに委ねられていると思います。でも、プロとして「結果」で応えなければいけない。その意味でも、今日の敗戦をしっかりと受け止めて、次に進んでいきたいです。

安藤陸登選手試合後インタビュー

――試合を振り返っていかがでしたか？

相手の勢いに飲まれた、と思います。相手チームは戦術もしっかりしていて、技術もある。やりづらい相手でした。

――何度かチャンスもありましたが、結果にはつながりませんでした。ご自身のプレーをどう振り返りますか？

前半は少しチャンスがあって、そこを決めきれなかったのが大きかったですね。やっぱり、そういうところを決めるのがスタメン組とサブ組の差だと思うし、後半に関しては、自分自身、何もできなかったので、正直かなり悔しいです。

――チーム全体としても、セカンドボールを拾えず、後手に回る展開でした。

そうですね。シュウ君（吉澤選手）とセラ君（渡邊選手）が出てきて、「前に当てていこう」という雰囲気にはなっていたんですけど、後ろのディフェンス陣と攻撃陣の意図が合っていなかったと思います。バック陣はつなごうとしているのに、ラインが引っかかっていて、攻撃陣は「出せ出せ」という感じで。結果的に前線と後方が間延びしてしまって、前の人数が足りず、セカンドボールも拾えなかったし、逆にカウンターを食らうシーンも何度かありました。

――後半の立ち上がりは、良い攻撃の形も見えていたように感じましたが？

はい。後半の最初は、ハーフタイムで話したことが実行できていて、ペナルティエリア内にもしっかり人数をかけていました。ただ、2失点目を喫してからは、みんなが自分のやりたいことばかりになってしまって…。僕自身もそうですけど、攻撃陣と守備陣の意図がまったく合わなくなってしまって、チームとして間延びしてしまったと思います。

――一方で、この試合から得た“収穫”もあったのではないでしょうか？

はい。「今の自分たちのままじゃ、J2に本当に上がれるのかどうか分からない」っていうことが、改めて分かりました。ここ2試合勝っていて、ちょっと浮き足立っていた部分も正直あったと思うので、もっと練習から、そして試合から、しっかり意識してやっていかなきゃいけないと感じました。おごらずに、一つひとつ見つめ直してやっていくことが大事だと思います。

――リーグ戦に集中できる状況になりました。この敗戦をどう生かしていきますか？

ある意味で、リーグ戦にしっかり集中できるチャンスができたとも言えるので、ここからは覚悟を持って、もっと貪欲に頑張るしかないと思っています。

吉澤柊選手試合後インタビュー

――今日の試合を振り返って

負けてしまって、サポーターの皆さんに本当に申し訳ない気持ちです。先制点を決められて、試合が難しくなってしまった。そのあたりが課題だったと思います。

――前線でプレーする中で、特に難しさを感じた部分は？

ディフェンスラインが「蹴るのか、つなぐのか」がはっきりしない場面が多かったと感じています。そういった部分の意思疎通は、もっと事前に擦り合わせておかないといけなかったなと反省しています。

――結果は残念でしたが、前向きに捉えられる部分は？

今はもう、プラスに捉えるしかないと思っています。しっかり切り替えて、J2に上がるために、これから一戦一戦やるしかないです。

――それ以外で、今日の試合で収穫だと感じたことはありましたか？

正直なところ、今日は課題しかなかったというのが率直な感想です。

――とはいえ、課題が明確になったことは、今後の糧にもなりますね。

出てきた課題をどう修正していくかが重要なので、そこをチームとして整理して、改善していきたいと思います。

――次はリーグ戦。個人的な意気込みをお願いします。

リーグ戦では負けが続いていませんし、チームとしてもいい流れを作れていると思います。次は必ず勝って、サポーターに良い形でお届けしたいです。その次には上位の北九州戦も控えていますが、目の前の相手を一つひとつしっかり倒していけるように、引き続き頑張っていきたいと思います。

試合詳細「テゲバジャーロ宮崎 vs ヴェロスクロノス都農」

大熊 裕司 監督 試合後インタビュー

江川 慶城 選手 試合後インタビュー

安藤 陸登 選手 試合後インタビュー

吉澤 柊 選手 試合後インタビュー

大熊裕司監督試合後インタビュー

江川慶城選手試合後インタビュー

安藤陸登選手試合後インタビュー

吉澤柊選手試合後インタビュー

【試合結果】MFA第29回宮日旗・MRT杯 宮崎県サッカー選手権大会 兼 天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会 宮崎県代表決定戦

【試合結果】MFA第29回宮日旗・MRT杯宮崎県サッカー選手権大会兼天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会宮崎県代表決定戦