テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんにちは。

ゴールデンウィーク最終日、奈良県で行われた奈良クラブとのアウェイゲームは、テゲバジャーロ宮崎が井上選手の決勝点で勝利を収め、勝ち点3を宮崎に持ち帰ります。
ロートフィールドにお越しいただきました皆様、中継で応援いただいた皆様、まことにありがとうございました。

前半は、奈良クラブが風上に立つ展開の中、やや押し込まれる場面もありましたが、集中した守備で無失点に抑え、0-0で折り返しました。試合を通じてオフサイドが続くなど、なかなかリズムに乗りきれない展開ではありましたが、後半から途中出場の選手たちが流れを変えました。

特に終盤、井上選手は相手ボールをインターセプトしそのまま得意のドリブルでペナルティエリアに運び左足を振り抜き、値千金の決勝ゴール。貴重な勝ち点3を手にすることができました。

この結果、テゲバジャーロ宮崎は、直近7試合では4勝3分と、着実に勝点を積み上げています。
5月11日（日）は生目の杜で天皇杯宮崎県代表決定戦、J3リーグ次節は5月17日（土）いちごでのツエーゲン金沢戦。良い流れを維持し、引き続きチーム一丸で戦ってまいります。

皆様、ぜひ試合にいらしてください！熱いご声援をよろしくお願いいたします。

試合詳細「奈良クラブ vs テゲバジャーロ宮崎」

奈良クラブ	0	前半後半	0	テゲバジャーロ宮崎
	0		1
奈良クラブ 0 - 1 テゲバジャーロ宮崎

【得点者】
88分 MF 10 井上怜

【先発】
GK 32 イ・チュンウォン
DF 24 松本雄真
DF 33 黒木謙吾
DF 35 江川慶城
DF 39 下川陽太
MF 47 奥村晃司
MF 50 安田虎士朗
MF 41 坂井駿也
MF 20 阿野真拓
FW 11 橋本啓吾
FW 18 吉澤柊

【サブ】
GK 55 青木心
DF 43 森田礼
DF 45 田中誠太郎
MF 6 大熊健太
MF 10 井上怜
MF 13 中野桂太
MF 34 河合駿樹
MF 40 安藤陸登
MF 48 木原仁

【交代】
63分 FW 18 吉澤柊 → MF 34 河合駿樹
76分 MF 47 奥村晃司 → MF 40 安藤陸登
76分 MF 41 坂井駿也 → MF 10 井上怜
87分 DF 24 松本雄真 → DF 45 田中誠太郎
87分 MF 20 阿野真拓 → MF 13 中野桂太

試合ハイライト動画

大熊裕司監督試合後インタビュー

ーーまずは試合の総括をお願いします。
まずは、奈良までいらしていただきましたサポーターの皆様に感謝を申し上げます。
試合に関しましては、コンディション的には厳しい状況というのはお互い様だったと思いますが、そうした中で宮崎から乗り込んできて、選手たちは最後までしっかり走り切ってくれたと感じています。
試合内容としては、相手のビルドアップをうまく消しながら、ロングボールをどう拾うかというところを狙っていましたが、そうした部分で非常にうまく機能したと思っています。
一方で、前半に攻め込んだ際に決め切れなかったことが、最後まで試合を難しくしてしまった要因の一つだったとも感じています。決定機をしっかり決め切れるようにしていくことは、今後の重要な課題だと認識しています。
その中、前節に続いて、途中から入った選手たちが非常によく機能してくれて、結果として勝ち切ることができました。選手たちの働きを本当に称えたいと思います。
次は天皇杯の県決勝があります。非常に大事な一戦になりますので、しっかりと勝ち切って宮崎の代表として本大会に進めるよう、良い準備をしていきたいと思います。そして、今取り組んでいるサッカーを継続していくことが大切だと考えています。

ーー中2日での試合でしたが、スタメンは前節から3人しか変わりませんでした。これはどういった判断からですか？
彼らならやれる、自信を持って送り出しました。クオリティを落とさずに戦える選手たちですし、プレーでしっかりと応えてくれたと思っています。

ーー実際のプレーについての評価をお願いします。
前半は非常に良かったと思います。後半の立ち上がりは少し疲れが見えましたが、交代で入った選手たちがしっかり機能してくれて、そこからまた押し返すことができました。最後までプレーすることを諦めなかったことが、決勝点につながったと思います。本当に評価してあげたいです。

ーー「決め切れなかった」という課題について、今後どのように修正していきますか？
ゴール前でのシチュエーションをもっと増やしていきながら、落ち着きのあるフィニッシュが求められると思っています。これは継続的な課題ですが、今後もしっかりとアプローチして改善していきたいと思います。

江川慶城選手試合後インタビュー

――今日は先発出場となりましたが、試合の入り方で意識したポイントは？
相手のメンバーが変わっていたというのもありましたけど、結局やってくるサッカー自体は変わらないと思っていたので、「相手にやりたいことをさせない」というところを意識しました。また、自分たちが優位に立てるように、コンパクトに保つというところは特に意識して試合に入りました。

――後半にかけて徐々にボールを奪う回数が増えてきましたが、守備面での手応えはいかがでしたか？
相手も徐々に間延びしてきた中で、こちらはコンパクトに戦い続けるというところを後ろから声をかけていました。ライン設定やフォワードのスタートラインの位置、サイドハーフのリトリートや中締めなど、個々の判断でしっかりと動いてくれたのが大きかったと思います。

――セットプレー時に得点に絡みそうな場面もありましたが、チームとしての狙いは？
はい、セットプレーでは非常に良いキッカーがいますし、大きな選手も揃っているので、誰にどこにボールが来てもチャンスになるという手応えはあります。そこはチーム全体として狙いを持って臨めていると思います。

――連戦の中での試合でしたが、ご自身のコンディションやチーム全体の雰囲気について教えてください。
中2日の連戦という形でしたけど、本当に誰が出ても結果を出せるチームだと思います。スタートから出る選手、途中から入る選手、そしてまだ出場のないバックアップメンバーも含めて、みんなが一つになって勝利に向かって日々の練習からしっかり取り組めているので、すごく良い循環が生まれていると感じています。

――無失点での勝利について、ディフェンス陣としてはどう評価していますか？
ここ最近、前半に失点する試合が多かったので、まず前半をゼロで終えられたことは大きな自信になりました。後半も危ないシーンは多少ありましたが、チーム全体で相手をゴールに近づけさせない、できるだけ遠ざけるという守備の基本をしっかり実践できたと思います。大きなピンチの数も少なかったですし、チーム全体の守備意識が非常に高かったと感じています。

下川陽太選手試合後インタビュー

――地元関西、そして古巣を相手にした試合、応援も駆けつけていたようでしたね。いかがでしたか？
応援もあって、勝ててよかったです。その中でも、去年まで在籍していたチームですし、僕のことを知っている選手も多いので、やりづらさは正直ありました。でも、チームとして無失点に抑えて1点を取って勝つことができたのはすごく嬉しいです。

――今日は守備でも攻撃でも存在感を発揮していました。試合を通して意識していたことは？
まずは我慢強く守備をすることです。ボールを持ったらダイナミックに、駿也（坂井駿也選手）や怜（井上怜選手）がボールを持ったときには自分が追い越していってクロスで終わる、というところを意識していました。

――終盤には惜しいミドルシュートもありました。攻撃参加の手応えは？
後半だけで見ると、相手に8割くらいボールを持たれていて、守備に回る時間が多かったです。あの時間帯をどう跳ね返して、その分攻撃に力を使えるかというところは、まだまだ自分たちの課題だなと感じています。そこは今後しっかり改善していきたいです。

――奈良のサイド攻撃に対して、守備面で注意していたポイントは？
ゴールキーパーからの一発で背後を狙ってくるプレーには特に警戒していました。ラインの上げ下げについては、特に注意してプレーしていました。

――チームは無失点での勝利。今季4度目の完封となりましたが、守備陣としての評価は？
まだまだヘディングの競り合いやセットプレーの対応、セカンドボールを拾われてしまうシーンが多いです。そこから相手に攻撃される場面もあったので、チーム全体で引き下げていくこと、そして守備から攻撃につなげていくところをもっと高めていきたいと思っています。

――この勢いを次のホーム戦につなげるために、どんな準備をしていきたいですか？
まずは次の天皇杯県代表決定戦です。「勝つこと」の意味が絶対にあると思っています。そこでしっかり勝って、次のJリーグのホーム戦につながるような勢いをつけたいと思います。

井上怜選手試合後インタビュー

――途中出場から決勝点を挙げました。ゴールシーンを振り返って、どのような狙いがありましたか？
パスを出した選手がセンターバックの裏に出して来るだろうなと読んでいました。映像を見てもらえば分かると思うんですけど、パスが出る前に自分はすでに走り出していると思います。相手が疲れてきている時間帯だったので、そこを狙っていこうという意識がありました。それが狙い通りにハマって、良かったと思います。

――流れの中でのあの場面、迷いはありましたか？
迷いはなかったです。

――今日の勝利でチームはここ7戦無敗となりました。この勢いをどのように捉えていますか？
若いチームでしっかり勝ててきているというのは、すごくいいことだと思いますし、去年から積み上げてきたものが、やっと形になってきたなと感じています。

――今日が今季初ゴールとなりましたが、どのような思いでピッチに入りましたか？
途中交代ということは、なおさら結果を求められる立場ですし、得点に関わらなければいけないというタスクを背負っていると思っています。そういった中で、そのタスクをしっかりとこなせたことは、すごく良かったと思います。

――最後に、サポーターへのメッセージをお願いします。
次は天皇杯宮崎決勝になりますが、まずはしっかりと勝利を目指して戦っていきます。生目の杜での試合、ぜひ皆さんの圧力ある応援をお願いします！

試合詳細「奈良クラブ vs テゲバジャーロ宮崎」

試合ハイライト動画

大熊 裕司 監督 試合後インタビュー

江川 慶城 選手 試合後インタビュー

下川陽太 選手 試合後インタビュー

井上怜 選手 試合後インタビュー

大熊裕司監督試合後インタビュー

江川慶城選手試合後インタビュー

下川陽太選手試合後インタビュー

井上怜選手試合後インタビュー

【試合結果】明治安田J3リーグ 第12節 vs 奈良クラブ

【試合結果】明治安田J3リーグ第12節 vs 奈良クラブ