【試合結果】明治安田J3リーグ第16節 vs FC大阪

【試合総評】

テゲバジャーロ宮崎ファミリーの皆様、こんばんは。

本日は雨天の中、首位・FC大阪を迎えたいちご宮崎新富サッカー場にて、最後の最後まで熱いご声援をいただき、誠にありがとうございました。LeminoやDAZN、SNSを通じて応援いただいた皆様にも、心より御礼申し上げます。

明治安田Ｊ３リーグ第16節・FC大阪戦は、0-0のスコアレスドローという結果となりました。

立ち上がりから互いに堅守をベースに、球際での激しい攻防が続く展開。前半は相手に押し込まれる時間帯もありながら、集中した守備でゴールを許さずに耐えました。後半は中野選手や吉澤選手、松本ケンチザンガ選手らがピッチに立ち、終盤には何度もビッグチャンスを迎えました。とりわけ後半アディショナルタイムの連続攻撃とセットプレーは、あと一歩でゴールという惜しい場面でした。

悔しいドローではありますが、首位相手に互角以上の戦いを繰り広げた選手たちは非常にタフで、誇らしいプレーを見せてくれました。これでチームは11試合負けなし（5勝6分）。引き続き、昇格争いの真っただ中にいます。

次節は6月21日（土）、アウェイ・岐阜メモリアルセンター長良川競技場でのFC岐阜戦。しっかりと勝ち点3を奪い、宮崎に持ち帰れるようチーム一丸となって準備を進めます。ぜひアウェイにもご声援をお願いいたします。

そして、6月28日（土）はホーム・いちごにてカマタマーレ讃岐戦を迎えます。「前半戦ファミリー感謝デー」として、たくさんのお客様にいらしていただき、首位に迫る一戦となります。詳細は後日ご案内いたしますので、どうぞお楽しみに。

これからも、テゲバジャーロ宮崎への熱いご声援を何卒よろしくお願いいたします。

試合詳細「テゲバジャーロ宮崎 vs FC大阪」

テゲバジャーロ宮崎	0	前半後半	0	FC大阪
	0		0
テゲバジャーロ宮崎 0 - 0 FC大阪

▶ 試合詳細（Jリーグオフィシャルサイト）

【試合詳細】

【得点者】

なし

【先発】

GK 32 イ・チュンウォン
DF 24 松本雄真
DF 33 黒木謙吾
DF 35 江川慶城
DF 39 下川陽太
MF 8 力安祥伍
MF 10 井上怜
MF 41 坂井駿也
MF 47 奥村晃司
MF 50 安田虎士朗
FW 11 橋本啓吾

【サブ】

GK 55 青木心
DF 4 櫻井風我
DF 25 横窪皇太
DF 45 田中誠太郎
MF 6 大熊健太
MF 13 中野桂太
MF 40 安藤陸登
FW 18 吉澤柊
FW 42 松本ケンチザンガ

【交代】

79分 MF 10 井上怜 → FW 18 吉澤柊
86分 MF 41 坂井駿也 → MF 13 中野桂太
97分 MF 47 奥村晃司 → FW 42 松本ケンチザンガ

試合動画ハイライト

大熊裕司監督インタビュー

2024年6月14日（土） J3第16節 vs FC大阪戦後

―まず、試合を振り返っていかがでしたか？
まずは最後まで応援してくださったサポーターの皆さんに感謝します。
試合については、相手のロングボールとワンタッチのプレーを警戒しながら、前半は風の影響もあって我慢の時間帯になると想定していました。選手たちは集中してよく戦ってくれました。後半は、狙い通り自分たちがボールを持って攻撃する時間も増え、ある程度プラン通りに進めることができたと思っています。ただ、決定機を決め切れなかったことは非常にもったいなかったです。勝ち切るためには、そうした細部にこだわっていく必要があります。それでも、首位・FC大阪を相手に我々のやりたいサッカーが表現できた点は収穫でした。

―守備の狙いと実際の選手の動きについて
予測の速さをもう一段階上げるよう伝えました。相手の動き出しやセカンドボールへの反応が速いことは分かっていたので、いつも以上に早く準備することが鍵でした。コーナーキックは多く与えましたが、ボックス内で自由にやらせなかったのは評価しています。

―試合前に「受け身にならないことが重要」と話されていましたが？
風の影響で長いボールに苦しんだ時間もありましたが、勇気を持ってプレーできたと思っています。

―11戦無敗、クラブ記録タイについて
確かに負けていないことはポジティブですが、勝ちきれなかった試合も何試合かあります。そこを「勝ち点3」にしていくことが昇格に向けて必要です。

―選手たちの執念について
選手たちは本当にハードワークをしてくれており、「勝つんだ」という強い意志をグラウンド上で表現してくれました。

―井上選手の交代について
アクシデントがあり仕方のない交代でした。井上の存在感は大きく、左サイドの攻撃は非常に効果的でした。代わってポジションに入った奥村もインサイドを取りながら良いプレーをしてくれて、チームとしてローテーションしながらチャンスを作れたのは収穫です。

―守備面の評価について
一瞬でも隙を見せれば失点する相手でしたが、選手たちは集中して守り切ってくれました。

―実際に戦った印象と試合前の印象の違いについて
事前に想定していたとおり、非常に身体能力が高く、油断すれば失点する相手でした。選手たちが我慢強く戦ってくれたことは非常に良かったと思います。

―今日の試合の意義について
首位との直接対決は限られた機会。勝てば一気に近づける試合でしたので、選手たちも非常に高いモチベーションで臨んでくれました。

―攻撃面での評価とハーフタイムの指示について
前半は我慢の時間が多かったですが、後半はボールを持って揺さぶりながら攻めるという、自分たちのスタイルを選手たちがしっかり表現してくれました。ボールサイドが強い相手に対してサイドチェンジから背後を狙う攻撃は有効だったと感じています。

―左サイドの攻撃について
後ろから勇気を持ってボールをつなぐ意識が良かったです。前半はやや冷静さを欠いたプレーもありましたが、後半は我慢してうまくつなげたと思います。

―この試合の収穫と今後への影響について
首位相手に自分たちのスタイルを表現できたことはポジティブですし、選手の自信にもつながると思います。悔しさもありますが、それを次の試合に活かしていきたいです。

―チームの成長について
昨年から積み上げてきたものがあり、一人ひとりがやるべきことを理解して組織的に動けるようになってきました。さらに個々のスキルアップも進んでおり、日々の積み重ねの成果が出てきていると思います。

イ・チュンウォン選手インタビュー

― 相手チームはクロスを多用してくる戦術でしたが、それに対してどのような守備を意識しましたか？

相手のクロスに対してしっかり準備して臨みましたし、相手の攻撃をしっかり防ぎながら、自分たちがやりたいサッカーを展開できた時間も多くあったと思います。相手の隙を見つけ自分たちが主導権を握る場面も増やせたのではないかと感じています。

― チームはこれで11試合無敗となりました。

ここまで無敗を続けられているのは、選手全員が本当に一生懸命にプレーしているからだと思います。チーム全体で積み重ねてきた結果が少しずつ形になっていると実感しています。

― 次節に向けての意気込みをお願いします。

次の試合も同じようにしっかりと準備をして、必ず勝ち点を取って帰ってこられるように頑張りますので次のホームには応援にいらしてください。

― 最後に、ファン・サポーターの皆さんへメッセージを。

今日も本当にたくさんのファンの皆さんが会場に来てくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。次のホームの試合もぜひ多くの方にいらしていただき、一緒に勝利の喜びを分かち合えたら嬉しいです。いつも応援ありがとうございます！

松本ケンチザンガ選手インタビュー

― 残り限られた時間での途中出場となりましたが、どのような気持ちでピッチに入りましたか？

出場時間というのは自分でコントロールできるものではないので、与えられた時間の中で「どうやって点を取るか」だけを考えて準備してきました。1つでもチャンスが来たときに決めきれるように意識していたんですが、結果的にゴールにはつながらなかったので、もっと良い準備をする必要があると感じましたし、今後も練習を積み重ねていきたいです。

― 試合終盤にシュートを放ったシーンがありました。振り返っていかがでしたか？

あの時間帯はクロスが多く入ってくる展開になると予想されていて、「ハッシー（橋本選手）の後を狙え」とも言われていました。その通りの形でボールが来て、良い位置にボールを置けたのですが、最後のゴール前で少し冷静さを欠いてしまったのが悔しいです。

― チームとしてスコアレスドローという結果については？

スコアレスで終わる試合の中でも、勝ち点3を取れたかどうかはすごく重要だと思います。こういった試合で勝ちきれないと、昇格は遠のいてしまうので、そういったところにチーム全体としてもっとこだわっていく必要があると感じています。

― 最後に、サポーターへメッセージをお願いします。

なかなか勝ちきれない試合が続いてしまっていますが、岐阜のアウェイでしっかり勝ち点3を取って帰りますから次のいちごでのカマタマーレ戦にぜひいらしてください！引き続き、応援よろしくお願いします。

安田虎士朗選手インタビュー

― FC大阪との一戦をスコアレスドローで終えました。率直な感想をお願いします。

前半は自分たちの思うように試合を進められませんでしたが、ゼロで抑えられたことが一番大きかったです。後半はチャンスを作れましたし、畳みかけるような展開もありました。決めきれればという惜しい場面もありました。前後半通じてコミュニケーションをさらにしっかりすることで、より良い展開ができると感じています。

― 守備的にタイトな展開の中で、特に意識していた点は？

前半はセカンドボールを拾われて外に展開される場面が多かったです。後半は相手の運動量が落ちたこともありましたが、自分たちが中央のスペースでボールを拾うことを意識してプレーしました。

― チームとして無失点に抑えた点について、手応えを感じた部分は？

全体的に集中力は非常に高かったと思います。特に、相手のリスタート（スローインやファウル後のプレー）に関しては、事前のミーティングで「早くリスタートしてくる」と共有されていたので、しっかり準備できていたと感じます。

― 試合を通じて感じた課題や、次節に向けた改善点は？

立ち上がりの部分で、もっとプレーをハッキリさせることが必要だと感じました。また、得点を取るためにはゴール前の迫力や人数をもう少し増やす必要があると思います。そこは次に向けての課題として取り組んでいきたいです。

― ホームでの連戦が続きました。ファン・サポーターの皆さんにメッセージをお願いします。

現在、負けなしが続いている状況なので、この勢いを前半戦のうちにしっかり継続して、もっと上の順位を目指していけるように、日頃から頑張っていきます。次のホームの讃岐戦でまたお会いしましょう！引き続き応援よろしくお願いします。

【試合結果】明治安田J3リーグ 第16節 vs FC大阪

【試合結果】明治安田J3リーグ第16節 vs FC大阪