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弊クラブ所属選手の処分について

2018年01月31日

テゲバジャーロ宮崎所属の松田大成選手の不祥事につきまして、クラブとして以下の処分を決定致しましたので、お知らせ致します。

処分対象者および内容

 ●松田大成(21歳)
  登録抹消で退団 

処分の元となった事実

 2017年3月15日17時25分頃、宮崎市内のリサイクルショップからDVDレコーダー1台(販売価格54,000円)を窃盗した容疑で2018年1月15日7時頃に逮捕されました。そして、2018年1月26日15時30分頃、略式起訴され罰金20万で、同日、釈放されました。

処分理由と今後について

 弊クラブは、釈放後に本人と面談を行い、事実関係の確認、現時点での考えの確認を行いました。その結果、金銭欲しさから被害店舗様のことを考えられていない非常に信じられない行動であり、サッカー選手として以前に、社会人として全く考えられない行為であると受け止めております。

その上でクラブは、選手の指導ができていなかった事実を重く受け止め、更正させる使命を受け持ちたいと考えました。そして、まずはサッカー選手としてだけでなく社会人として一人前に指導していくことを検討しておりました。しかし、本人との面談を重ねる中で本人が、今後の人生を考えた上で退団・引退の意向を持っていた為、弊クラブでの更正指導に向き合う気持ちが持てないのでは、という懸念もあり、起こした事実の大きさを考え苦渋の決断ではございますが、「登録抹消で退団」という処分をさせて頂くことに致しました。

弊クラブは、事実を重く受け止め、今後、選手・スタッフ全員がまず社会人として自立した考えを持つこと。そして、感動をお届けするに値する姿勢を持つこと、を徹底して指導して参りたいと思っております。

この度はテゲバジャーロ宮崎に関わって下さる方たちから、温かいご容赦のお声を頂けたことに勘違いすることなく、現在のクラブレベルを痛感し、改善に努めて参りたいと思っております。

選手コメント

 この度は、被害店舗様はじめ、クラブ、スポンサー、サポーターの皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛け致しまして、誠に申し訳ございませんでした。

私の考えの未熟さにより、窃盗をしてしまいました。テゲバジャーロ宮崎に関わる全ての方たちの期待を裏切る行為をしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。今からでは悔いても遅いのですが、しっかりと反省し、いつの日か皆様が私を見て頂く日があった時には、しっかりと自立している、と認めて頂けるよう今後の日々を精進して参ります。この度は、期待を裏切ってしまい誠に申し訳ございませんでした。

柳田和洋 代表取締役コメント

 弊クラブ所属選手が、このような行為を起こしたこと、クラブを代表として被害店舗様、応援頂いているスポンサー様、サポーター様、全てのテゲバジャーロ宮崎に関わる全ての方たちに心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

今回、皆様に多大なご心配とご迷惑をお掛けした事実と、窃盗による罰金刑の事実から、処分内容を深く悩みました。その中で、今回の行為は罰を受けるという社会の現実をしっかりと当該選手に示すことが一番なのでは、と考え苦渋の決断ではございましたが、「登録抹消し、退団」とさせて頂きました。

しかしながら、弊クラブ所属選手が起こした事実は変わりませんので、そのことをクラブとして強く重く受け止め、選手・スタッフに社会人としての基礎から徹底して指導して参ります。今回は、チームビジョンの「真摯」を掲げるに相応しくない現状で反省の言葉しかございません。その上で今後、一歩ずつ再度精進し、「真摯」を少しでも体現できるクラブに近づいて参る事で、皆様にお返しして参りたいと存じます。この度は誠に申し訳ございませんでした。

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